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6月 曼荼羅アート

6月の彩り香のおけいこでは、「色・香りと仏教の関わり」をテーマに、学んで、創って、楽しんでいただきました。

マンダラというのは、マンダとラを合わせたもの。

マンダとは、サンスクリット語で「中心」「心髄」

ラは「円満」

 マンダラとは、心髄を円満するもの、換言するえば「エッセンスを持つもの」となる。(頼富本宏氏「密教とマンダラ」より)

 

密教において、目に見えない世界を目に見えるカタチで表現したものが曼荼羅だということです。

今回は、天台宗の声明を聴きながら、変わりゆくお香のかおりの中で、それぞれのマンダラ画を描いていただきました。

 

3回とも、ご参加いただいた方の個性が出て、とてもすばらしいマンダラ画ができあがりました。

 

香りの体験として、刻んだり、粉にする前の香原料を見て、触って、その香りを楽しんでいただきました。

丁子、乳香、没薬など、アロマを扱っておられる方も、実際に手に取るのは初めてとおっしゃって、楽しんでいただけました。

 

それぞれ、火をおこして、焚いてみました。

まったく違った香りになることも、自らの体験で知っていただきたいからです。

特に、精製する前の天然100%の龍脳は、ほとんど目にする機会もないので、その香りの違いは、特に印象に残ったようでした。

 

とても豊かで穏やかな、感性を磨く時間になったのではないでしょうか?

 

来月は平安貴族の雅びを体感する時間にしましょう!!

 

 

彩り香 藤田たかえ